自分のStyleを作るためのメソッド本

メソッドすら自分で作りたいのだけど、こういう本に目を通すと、こういう域に辿り着こうとする人は、だいたい同じような過程をたどるのだというのが見えてくる。なら、それらを踏まえて整理たほうが近道かもしれない。

あなたを天才にするスマートノート

岡田 斗司夫/著 

出版者 東京:文藝春秋

http://otaking-ex.jp/

https://www.facebook.com/otakingex

https://twitter.com/ToshioOkada

 

天才の条件 ・発想力 ・表現力 ・論理力

●天才であるには「強い主体性」とその受け皿になる「器の大きな人格」が必要。

「強い主体性」=「この世界に対する責任感」

「関わろうとする意志」「この世のことで自分に関係ないことなんかない」

 

P128 ノートをつける目的が「自分を幸せにするため」だからです

普段自分が考えてることを失わないためにノートを使う

覚えておくことはストレスなので忘れるためにノートを使う

精神的・知的な「型」を身につけるための修行。

夢はスケジュール化できない ▶︎夢は思考の現実化?

 

 1.セルフ・カウンセリング機能 自分の感情的内面

 2.セルフ・マネジメント機能 自分の理性的内面

 3.コミュニケーション機能 他者

 

 右ページは、言語化、論理

 左ページは、連想、発想、クリエイティブ 漫才で言えばツッコミ

 

1.五行日記(行動記録) …基礎

 ウソは書かない。書いたら忘れる。

 

2.今日はどんな日?(行動採点) …基礎

行動を採点する

 マイナスの点数をつけない

 評価 0. 思い出したくない 1.つまんなかった 2.楽しめなかった 

    3.普通 4.楽しかった 5.思い出すだけで笑顔

 左ページに思い付いた、好きなことを書く

 

3.毎日1見開き(論理訓練) …論理力・表現力

 普段、人は考えているのではなく感じている。

 その自分の感覚や感情を日本語にする訓練をする。

 

 右ページに毎日「感じたこと」「考えたこと」をいっぱい書く

 ノートはいつも持ち歩き、思い付いたらすぐに

 それを「お題」として考える。

 

 1. なぜ? 原因を掘り下げる  (どうする? 解決策をすぐに考えない)

 2. ということは? 推理

 3. 昔はどうだったか? 時間軸を遡る

 4. 同じような事例はなかったか? 類似、連想を広げる

 5. 自分は今こう考える

  何故、自分は気になるのか?…自分の感情をいれと自分だけの理論になる

?   …間違ってても良いから自分なりの結論を持つ

? 正しい論理からは面白みは出て来ません。

 

 左ページ

  A.右ページの続きを書く B.まとめページにする 

  C.面白いことを書く D.ホワイトボードとして使う

  「面白いこと」▶︎失敗談.例え話.抽象化.無茶な駄洒落.イラスト.替え歌.キャラ化

 

4.見せてお話(表現訓練) …表現力

誰彼構わず話をする

 ノートを開き、書き込みながら会話をする

 ?自己演出法

 

5.臨界突破(脳内リンク開始) …発想力

 

6.知識→教養→見識(総合) …総合的人格

 ・知識 情報を自分の好き嫌いのフィルターで通した状態

 ・人格 知識を解釈する時のスタイル

 ・教養 アカデミックな場所で研究され確立されている知識体系

     ↑パースペクティブがついた知識

師匠を選ぶときの基準は直感と縁

 

7.世に出る(私によれば世界は) …自覚と覚悟

 現実世界・電脳世界・脳内世界

一人で天才やってていいはずない

書評「あなたを天才にするスマートノート

 

「ノートをつける目的が「自分を幸せにするため」だからです」という文がでてくる。

じゃぁそういうタイトルにすべきでしょ。「あなたを天才にする」って何!?

というふうに、何を目標にしているのか、不明な展開です。

 

「論理的に考えるということは感情を否定することになると考える人も多いと思います。」とくるが感情を論理的にとらえようという話なので、この文の意味が不明です。

全体的にそういう調子で、話の筋が通っていません。

 

すると「間違ってても良いから自分なりの結論を持つ」とアドバイスがあったりする。

この本は、そういう結果として出版されてるのねと納得です。

著者が自分なりに考えたことを書いたダケノ本です。作文を読んでいるみたいでした。

 

いや、世間話がそのまま本になっている印象。

例え話も唐突で、思い付いたことを書き並べているよう。

文として精査されてるのか不明。

 

しかし、著者か正直に自分をさらけだしている分、

読者が自分なりに読み解く伸び代あり。

 

「ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て重力を発見したからといって、リンゴが偉いわけじゃない」など真理をついた部分もあり、このリンゴかじってみるのもいいかも。

ほとんどが排泄されるも、いくらかは栄養になります。()

The Artist's Way

index

 

1安心感を取り戻す 自分の中の否定的な思い込みを明らかにする

2アイデンティティーを取り戻す 創造的な自分を回復する過程で疑いの心が芽生えるが…

3パワーの感覚を取り戻す 

4本来の自分を取り戻す 自分のものの見方を変える

5.できると言う感覚を取り戻す 停滞が自分の可能性を狭めている

6豊かさの感覚を取り戻す お金の感覚

7つながりの感覚を取り戻す 創作にあたる正しい心構え

8芯の強さを取り戻す 時間の感覚

9思いやりの心を取り戻す

10間も守られていると言う感覚を取り戻す 危険…ワーカホリック/名声/競争心 

11自立の感覚を取り戻す 生き方と後は切っても切れない関係にある

12信じる心を取り戻す 創造するには信じることを知らなければならない

 

書評「The Artist's Way

 

この本には2012年ロンドンの美術館で出会った。

一人もんもんと制作する中、なにかの道標にと観光記念かねて買ったものの、

観念的な本で、英文で読みこなすのにギブアップ。

そしたら、数年後、日本で翻訳本が出ているのを発見した。

 

原作の表紙には水墨画が描かれているのに、東洋的な思想はどこにもなかった。

Artestと言いながら、芸術家に限った話でもなかった。大衆向けに翻訳本が出てるのに納得する。

この作品に続く「It's Never Too Late to Begin Again」なんぞは、高齢者に生きる意味を説いているような内容で、逆に芸術の本質はそこかな? と思うわけです。

Walking in This World

index

 

1起点の感覚を発見する

2調和の感覚を発見する

3一番高いところから見る感覚を発見する

4冒険の感覚を発見する

5ノーと言える感覚を発見する 創造者としてのアイデンティティを確立する

6境界の感覚を発見する

7背中を押される感覚を発見する

8見分ける能力を発見する

9立ち直る感覚を発見する

10仲間意識を発見する

11信頼の感覚を発見する

12創造の感覚を発見する

 

It's Never Too Late to Begin Again

index

 

1もう一度「驚き」に火をつける

2もう一度「自由」に火をつける

3もう一度「つながり」に火をつける

4もう一度「目的意識」に火をつける

5もう一度「正直さ」に火をつける

6もう一度「謙虚さ」に火をつける

7もう一度「回復力」に火をつける

8もう一度「喜び」に火をつける

9もう一度「動き」に火をつける

10もう一度「活力」に火をつける

11もう一度「冒険心」に火をつける 

12もう一度「信頼感」に火をつける

書評「The Artist's Way」シリーズ

 

読み直してみます。